独占インタビュー

「麺線の乱れは心の乱れ」一度出会えば”美しい麺線”に惚れ惚れすること間違いなし!カナダ帰りの元DJが営む『Ramen Break Beats』

【独占3】”3つの共通点”がきっかけで初コラボが実現

ーー先日は、初コラボということで『Ramen FeeL』さんコラボされていらっしゃいましたよね。柳瀬店主は海外でDJを、『Ramen FeeL』渡邉店主も海外でマーチングバンドをやられていた経歴もあることから、もしかして音楽繋がりでコラボ決定かと勝手に思っていたのですが(笑)、どんなきっかけでコラボが実現したのですか?

「2つの経験が今の僕を作ってくれている」日本一のDNAを継ぐ『Ramen FeeL』店主の過去と挑戦 こんにちは!ラーメンインタビュアーの岡崎美玖です。 今回ご紹介するのは、東京・青梅に佇む日本一のDNAを継ぐ今年一話題のラーメン...

「渡邉さんのインタビュー記事などを色々見ていて、アメリカに行っていたとか、音楽をやられていたとか、NBAが好きということを知って。

この3つの共通点があれば、渡邉さんクラスの有名な店主でも仲良くなれるんじゃないかなと思ったりしていたんです、勝手に(笑)」

『Ramen Break Beats』って英語表記の名前にしたのも、『Ramen FeeL』さんのリスペクトも込めているんです。平仮名での”らぁ麺”という書き方も…

リスペクトしているお店の良いところを少しずつ取り入れたりもしています」

ーーなんと!エッセンスが散りばめられていたのですね!コラボについては柳瀬さんからお声がけしたのですか?

「『Ramen FeeL』さんの常連さんが結構うちにも来ていて。オープンして半年くらい経った時に、”渡邉店主が『Ramen Break Beats』に伺ってみたいと話していましたよ”っていう話を常連さんから聞いたんですよ(笑)」

「本当ですか!?まさかうちが!?っていう気持ちでしたね。うちの店なんて知っているはずもないと思っていたんです。

その後常連さんと『Ramen FeeL』さんに一緒に行かせて頂く機会があって。常連さんに最終枠を取って頂いて…Fast Passも取って頂いたり甘えさせて頂きました。

食べ終わった後に2階にある『屋根裏FeeL』で色々話して、かなり仲良くなって(笑)

本当に常連さんのおかげです」

ーーそれで、もしかしてその場でコラボの話を…!?

「”Beatsは音楽の名前だし、FeeLは感じるって意味もありますよね。勝手に会う前からいつかコラボできたらいいなっていうのは妄想してたんですよ。共通点もあるし、お互い話とか盛り上がって仲良くなったらいつかは…みたいな(笑)

とはい会っていきなりはさすがに言えないので、LINEとか交換して。

スープの作り方や麺の性質や茹で方など、かなり科学的なことに(渡邉さんが)詳しくて、僕が知らないことも沢山知られていて、勉強させてもらいました。逆に渡邉さんから聞かれることもあって、お互いに情報交換しながら切磋琢磨していこうかなって思っていましたね。

…そして、ある日電話口で『”FeeL the Beats”っていうのでコラボしたら面白くないですか?』と聞いたら、『いいっすね!』と話に乗ってきてくださって。

いつかやりましょうって話になったのですが、言ったからにはすぐにやろうと思って、どんどん煮詰めていき実現に至りました」

ーーいや…今思い出しても本当に最高でした。ぜひまた一緒にコラボされる日を楽しみにしています!
ちなみに音楽といえばDJを長年やられていた柳瀬さんですが、当時その道で行こうと思ったことはなかったのですか?

「カナダで永住権を取ったらDJで生きていこうかなという気持ちはありました。元々日本に帰るつもりはなかったので、永住権を申請しようとしている段階でコロナ禍になってしまったんです。

バーやクラブのDJに対するリスペクトっていうのがとてもあるので、日本でやるよりも多少は稼げるなと思いました」

ーーなるほど。DJと飲食の世界は同時進行で行われていたのですか?

「帰国する2年前くらいから、DJの活動も本格化してきたのですが、基本的に週末しかDJは活動しないんですよね。それにカナダだとお酒の提供が午前2時までだったんです。

なので、きちんと寝てレストランの仕事をする、という生活が成り立っていました。無理して朝までやって、次の日仕事…なんてことはしていないです(笑)

今は、趣味として自分のDJ MIXを作って家でDJをしたりしますね」

【独占5】異なるジャンルでの”ブレビのラーメン”の展開

ーー今後柳瀬さんが挑戦したいことや、思い描いてることなどはありますか?

「色々ありますが、違うジャンルでラーメン屋さんを展開していきたい気持ちはありますね。

例えば今、2号店は白湯ラーメンでチャレンジしていますが、今後煮干しの専門店や豚骨ラーメン専門店など、いつかやってみたいなっていう気持ちもあります。

『Ramen Break Beats』でもう1店舗やるのではなくて、『Ramen Break Beats』がやってるようなこだわりで違うジャンルで展開する方が、僕がやっても楽しいかなと。

自分がやりたいっていうのもありますし、一度限定ラーメンとして出して色々試しながら、お客さんや常連さんと意見交換して、なんか、今日の煮干し良かったっすよ!とか…
実は2号店の白湯ラーメンも、元々、クリスマスの限定メニューでやっていたものをブラッシュアップしたものなんです。

限定ラーメンを出しているのも、常連さんとの意見交換会というか、アドバイスを頂いたりできる場なので、そう言った声を今後も聴いていきたいです」

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