海外ラーメン

【海外ラーメン】タイ・バンコクで日本を味わう!ミシュランガイドタイ掲載の名店が手掛ける『TSUKESOBA SENSE』

こんにちは!ラーメンインタビュアー岡崎美玖です。

都内を中心に美味しいラーメンを求めて全国各地へ飛び回っていますが、今回ご紹介するのは海外にある日本のラーメン店、タイ・バンコクにある『TSUKESOBA SENSE』さん。

タイ、主にバンコクでは昨今ラーメンがとても人気で、日本からの出店も数多くあるそうですが、今回のお店はなんとミシュランガイドタイ2025のビブグルマンにも掲載された『No Name Noodle(@no_name_noodle )』井上店主の手掛ける新たな昆布水つけ麺専門店。

早速ご紹介していきます!

バンコクのショッピングモール内にある『TSUKESOBA SENSE』

タイ・バンコクの地下鉄サラデーン(Sala Daeng)駅直結「Park Silom(パーク・シーロム)」という商業施設内の2階に、12月7日にオープンしたばかりの「TSUKESOBA SENSE」。

なんと同店のオーナーである井上店主は、元吉本興業所属の芸人という異色の経歴の持ち主なんです。

SNSでの人気も根強く、平日にお伺いしたのですがもう既に大行列…!

瓦や竹をモチーフとした和風な雰囲気がとても素敵。予約無しでも入れるものの、スープ切れで早めに終了してしまうこともあるのだそう!

メニューは「KOMBUSUI TSUKESOBA」(320THB=約1,470円)のみで、4種類のスープ(塩、醤油、濃厚魚介、辛味噌)から2種類を選ぶスタイル。

昆布水つけめんは、「ロックンビリーS1」店主の嶋崎さんが考案したと言われ、日本でも一大ブームを巻き起こしたつけ麺のジャンルですが、今回は塩と醤油でオーダーしました。

タイで食べる昆布水つけめん「KOMBUSUI TSUKESOBA」

とても華やかな麺、トッピング、スープがお盆に乗って登場!

北海道産小麦を100%使用したつけ麺に、
さらっとした北海道産の昆布を使った昆布水が絡んで、つやつやの麺の美しさももうたまりません。

キッチンで最後に麺線を整える瞬間をライブクッキング形式で、カウンターのお客さんが見て楽しめる設計になっており、お伺いした時に立っていたEBIZOさんが丹精込めて仕上げる姿に釘付け。

「今回お店をオープンしたこのエリアは、日本でいう新橋や有楽町のようなサラリーマンが多いのでそれに合わせた価格設定を意識しました」というお話も頂き、シェフとの会話を楽しめるのも魅力的です。

スープはしっかりと鶏を感じるベース。なんと醤油はこのブランドのためだけにPB商品まで作ったのだとか…!

ご厚意で出して頂いた「辛味噌」スープは、現地の方に大人気なのだそう。

「タイの方はしょっぱいより先に『甘』『辛』『酸』を好むのでそれに合うようにアレンジしました」とEBIZOさん。

一口飲んでみると、確かに甘辛酸が綺麗に融合されていたスープに感激…!

中盤以降は、あおさの入ったお塩やレモン、各種トッピングもとっても華やかで次は何と合わせて食べようか…と迷えるのも楽しみのひとつ。最後まで飽きることなくぺろりと完食!

日本人スタッフのEBIZOさん、なみさんと。

EBIZOさんは一蘭で4年ほど修業、なみさんは代表の井上さんと留学先で知り合い、オープンと同時にタイに移住し、オープン立ち上げに賛同したのだそう!

近隣の東南アジア地域の旅行者は、日本に行くよりも近いという理由で、タイで日本食を楽しむ方が多いという貴重なお話も教えて頂きました。

ごちそうさまでした!

まとめ

ジャパニーズラーメンを現地の人に受け入れてもらうための工夫が凝らされているのをひしひしと感じた「TSUKESOBA SENSE」。

「いらっしゃいませ!」「ありがとうございました!」とタイのスタッフさんたちが日本語で挨拶してくださるのでまるで日本にいるような接客にも心がほっこりする、素敵なお店でした。

タイにいながらも日本を感じることのラーメン店、ぜひ訪れてみてくださいね。

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