こんにちは!ラーメンインタビュアーの岡崎美玖です。
みなさん、今年の3月14日…ホワイトデーは何をして過ごしましたか?
私はこの日を楽しみに生きてきました。
予約必須の「苺の冷やし麺」を食べるために。
(実際は一日遅れの15日に食べましたが)
何を隠そう私は栃木出身なのですが、両親がフルーツ好きだったこともあり幼少期から栃木の苺ブランド「とちおとめ」、「とちあいか」、「スカイベリー」etc…数多の苺を食べて育ってきました。
東京に引っ越した今でもスーパーで1パック398円になっているのを見かけると問答無用で買い物かごに入れてしまうオカザキです。
母の園芸の趣味が高じて実家では苺を育てているし、春が近づいてくるこの季節になると家族でいちご狩りに行くのが定番の楽しみだったな
そんな苺の英才教育を受けてきた私が食べて感動した、至極のフルーツラーメンをご紹介します!
半蔵門線半蔵門駅から徒歩約5分ほどの『ソラノイロ ARTISAN NOODLES』
半蔵門駅から徒歩5分ほどのところにある『ソラノイロ ARTISAN NOODLES』。
完全予約制で今回は3月14日、15日の2日間で限定約30食の提供。※今回分は終了しています
何とか滑り込み、シングルorダブルを選べましたが折角ならと思い切ってダブル4,800円をチョイス!
(自分への出血大サービスのため明日からはしばらく自炊です)
予約必須!約600gの苺がどーんと乗った「苺の冷やし麺2023」
いざ、着丼です。
もう着丼した瞬間からほわ~~~っと漂う甘い苺の香りが幸せすぎる…!!
丼の上には、4種類の苺(あまおう、古都香、ホワイトベリー、きらぴ香)とブルーベリ、ミニトマト、サラダホウレンソウ、サラダセロリ、セロリの酢漬け、そして”玄米”という米菓子がのっています。
そして一番上にちょこんとのっているのはなんと苺のピクルス!
この圧巻のビジュアルを前に、まずどこから食べよう…!とワクワクドキドキが止まりません。
さて、みなさま気になるでしょう肝心のお味!
まずどろっとしていて粘度が高い苺の旨味がぎっしりと詰まったスープは、
程よい塩味が苺の甘さの引き立て役になっていて、塩味と甘みが全く苺と喧嘩することなく感動の嵐。
これがもうびっくりするくらいスルスルと飽きることなく食べられてしまうのです…!!
宮崎店主
ベースとなるスープは、苺をつぶしたペーストに、塩味の決め手となる塩ダレ、そして酸味の決め手となる千鳥酢、フルーツビネガーなどをブレンドしています。
”スイカに塩を振って食べる”じゃないですけど、塩味と酸味を加えることで苺の甘みが引き立つんですよ!
毎年苺の甘みがものによって違うので、味を見て調整しながら作っています。
そしてつるっとした自家製麺は歯切れがよく、コシもしっかりとあって存在感抜群。
インパクト強烈な苺スープに負けていないのに、小麦の香りも主張過ぎず、これぞまさに最強の麺…!
なんでも、「苺の冷やし麺のヒントは韓国冷麺にあった」と店主の宮崎さん。
確かに韓国冷麺もコシが強く、リンゴ酢を入れたり果物の甘みを足すのをよく見るな、と妙に納得…!
と同時に、とはいえこれだけ塩味・酸味・甘みどれもが喧嘩せずに調和して成り立っているこの一杯、凄すぎる…!!と驚きと感動の連続。宮崎さんの作るフルーツラーメンを毎年待っているファンが多くいるのも頷けます。
苺600gのインパクトは凄まじく、一瞬食べきれるか不安がよぎりましたが、セロリやトマトといった箸休め要素のトッピングも多く最後までさらりと完食。
今回の苺の冷やし麺は残念ながら終了してしまいましたが、
「次回のフルーツラーメンのテーマはさくらんぼ6月、 桃7月、スイカ7〜8月、マンゴー8月、ブドウ8〜9月、いちじく9〜10月で作る予定です!」と宮崎さん。
ぜひ宮崎店主のTwitterをチェックしてみてくださいね!
ごちそうさまでした!
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