独占インタビュー

ラーメン+甘味!?細部まで店主のこだわりが詰まった渋谷にある”らーめんカフェ”

こんにちは!ラーメンインタビュアー岡崎美玖です。

今回ご紹介するのは、渋谷でラーメンも甘味も味わうことができてしまう「らーめんカフェ」。

もう最初に言いましょう、渋谷でラーメンが食べたい女の子はここに行くべし!!!!!!

そして、もしかしたら読者の中にはいるかもしれない、「いやいやカフェに併設されてるラーメンでしょ…?」なんて思ったラーメン好きな貴方。侮るなかれ、必見です!

この暑さの中、本格的なラーメンを食べてその場でゆっくり涼んでいってもいいだなんて…そんなお店があるのか…あるんです!

早速ご紹介していきます!

ラーメンと甘味を求めて「九月堂」へ

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渋谷駅ハチ公口から徒歩約10分ところにある「九月堂」

近づいてみると、とても丁寧に作られた可愛く見やすいポップがお出迎えしてくれます。

「渋谷」というとガヤガヤしたイメージ先行しがちですが、実は神南エリアは緑に囲まれ、インポート店や美容室なども多く、落ち着いてゆっくりとできる穴場スポットです。

2009年にオープンし、なんと人気漫画「ラーメン大好き小泉さん」の6巻の表紙にもなった「九月堂」。もちろん作中にも出てきますよ。

もはやカフェ!?清潔感溢れる白を基調とした空間

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白を基調としたおしゃれな店内は、もはやカフェといっても過言ではありません。

店内のライトや雑貨などは、店主の井上さんの奥様がセレクトしたものなのだとか。女性目線でのレイアウトだからか、おしゃれさも格段です。(ちなみに公式サイトの作成も奥様が手掛けていらっしゃるそう)

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右側にはテーブル席も。

テーブル席には座り心地の良い椅子、ひざ掛けの用意まであってこれはゆったりしてしまう…!(ラーメン屋なのにこんなにゆったりできていいの??って思っちゃうよね)

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全体のメニューはこんな感じ。

らーめんは「あっさり」「こってり」の二種類から選ぶことが出来ます。

今回は「スペシャルらーめん/あっさり(980円)」を頂きます!

目印はキュートなあられ!美味しくて健康に優しい「スペシャルらーめん」

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いざ、着丼。

麺の上には、チャーシュー、メンマ、煮卵、海苔、白髪ねぎ、柚子、そして当店目印でもある紅白の花形”あられ”がトッピングされています。

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「丼に特徴がないため、一目で九月堂とわかるような目印となっています」と話すこの可愛いあられは、店主の井上さんが浅草で見つけて仕入れているのだとか。

見た目が可愛いだけでなく、スープを飲んだ時にあられのカリッとした食感と香ばしさが良いアクセントになっていて美味です。

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化学調味料を一切使わず、天然素材の旨味だけで作られている無化調のスープ。

豚骨・鶏ガラ・香味野菜・丹波篠山産 黒大豆を丸一日丁寧にたきあげた動物系のスープに、羅臼産 昆布・鰹節・煮干の香り豊かな魚介和風スープをバランスよく合わせたWスープとなっています。

タレは醤油をベースに、「あっさり」は魚介系・「こってり」は主に動物系で作られています。

素材をギュッと閉じ込めたスープは、濃すぎず薄すぎず、とても飲みやすくてとても味わい深い仕上がり…!黒大豆を使用しているのが当店のこだわりの一つですが、スープにするまでに一苦労したのだとか(詳しくはインタビューで!)。

ゆずも加えればさっぱりといただけちゃうので、女性でもぺろっと食べられちゃうと思います。

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麺は、筆者の大好きな三河屋製麺の麺を使用。

つけ麺とらーめんで麺を変えていて、ストレートな細麺はちゅるんと喉越しも良く、美味しい。

チャーシューはしっとりとしていながらも程よくかみごたえもあり、噛めばじゅわっと漬け込まれたであろう肉の旨味が広がります。

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煮卵も半熟タイプでしっかりと味もついていてGood!

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さて、そして食後に当店の特徴である「甘味」。今回は抹茶アイスをいただきました!

筆者が以前来た時は柚子シャーベットが頂けたり、季節によってミニデザートが変わるのも当店の楽しみの一つ。

ちなみに桜・ごまと黒みつ・抹茶・ベリーとヨーグルトなどといった和パフェ(各620円)や、フレーバーティーも用意されています。(お口直しもできちゃうなんてたまらないね)

【独占①】師匠の病気をきっかけに作り始めた「食べ続けられるラーメン」

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当店のオープンに至るまで、拉麺 じゃかじゃか(落合)・ZUND-BAR(本厚木)・AFURIなど、数々の名店で修行や店長経験を持つ、当店店主の井上さん。

「独立志望として最初に修行していたラーメン店『じゃかじゃか』は、当時家系ラーメン店として経営していました(現在は鶏油系ラーメンを主力にしている)。2-3年目のある日、店主だった嶋崎さんが食生活の乱れが原因の1つで倒れてしまったことがあり、『家系ラーメンを食べ続けることができるのだろうか』と思い悩むようになりました。それを機に、「食べ続けられるラーメンを作りたい」と思いから修行の地を変え、九月堂の『らーめん』が誕生しました。」

【独占②】自分にしか作れないラーメンを

ーーラーメンのこだわりはどんなところにありますか?

「独立する際に『無化調で自分にしか作れないラーメンを作りたい』と思っていました。元々母が農業関係の仕事をしていたこともきっかけとなり、地元の食材である黒大豆を活かした無化調のラーメンを作り始めました。

普通に調理すると難しいのですが、なんとかスープにコクとしてプラスできないかと考えた時、炒ることで大豆特有の生臭さが取れ、香ばしさと独特の甘味が出てくるので圧力鍋でさらに煮出して作っています。元々使用していた豚骨スープが甘味と相性がいいので、玉ねぎ・干し椎茸を加え黒大豆の煮出した汁のみ使用しています。スープに関しては10年やっていますが、3−4年前にやっと弟子に教えれるような一つの完成系が見えてきたかなという感じです。ですが今でも動物系の臭み消しを季節ごとに変えていたりと、日々試行錯誤しています。」

【独占③】コンセプトは「ゆっくりラーメンはいかがですか」

ーーラーメン屋なのに甘味もあるなんてとても珍しいですよね。なぜカフェメニューも作ろうと思ったのですか?

「ラーメン屋はどうしても『早く出ていけ感』が出てしまうのが嫌で、食後の余韻を楽しんでもらいたいなと思って始めました。ラーメン屋なので提供は早いですが(笑)、ゆっくりラーメンを味わってもらいたいなと思っています。

今の時期はかき氷も人気ですね。是非夏季限定の冷やし中華を食べて食後のデザートまで食事の時間をゆっくりと楽しんで頂けたら嬉しいです。」

ーー神南の街にラーメン屋さんってあまりないですよね。雰囲気も街に合わせたのですか?

「最初から駅の周辺というよりも公園や川が近いような静かなところで始めようと思っていました。設計の方とは奥さんと二人でデザインなどにもかなりの時間をかけたのですが、一生に一度ですし、やるなら失敗してもやりたいことをやろうと思ったんです。

結果的にお客様には女性も多く、近所に昔から住まれている方にもよく来て頂いています。」

取材後記

様々な経験が詰め込まれた一杯は、「自己表現をラーメンでしたい」という井上さんの言葉が強く表れていました。奥様と二人三脚で始められたラーメン店というのも素敵なエピソードでほっこりしてしまいました。

老若男女に愛されるラーメンカフェ「九月堂」。是非行ってみてくださいね。

(7月末からざるラーメンも始めました!魚介の風味香る和風醤油ダレ・冷汁風すっきり味噌ダレ・韓国風ピリ辛塩ダレ3種の冷たいタレを用意していますので、是非ご賞味ください!  by 井上店主)

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